中川村は、中央アルプスと南アルプスに挟まれ、天竜川が南流する上伊那地域の最南端、伊那谷の真ん中ほどに位置する人口4,700人弱の小さな村です。
村は丘陵地や扇状地が至るところにみられ、天竜川の浸食によって作り出された変化に富んだ段丘は村の特徴的な地形となっており、段丘と里山のある風景は日本の原風景とも言え感動を与えてくれるほか、りんご、梨、ぶどうなどの果樹や、急傾斜地を利用した棚田で収穫された米を利用した日本酒やアイスクリームなど、様々な恵みをもたらしてくれます。
村には、シンボルである標高1,445mの「陣馬形山（ルビ：じんばがたやま）」があります。360°大パノラマの山頂からは東に南アルプス、西に中央アルプスの山並みが目の前に広がり、眼下には伊那盆地全域が見渡せます。また、山頂付近にあるキャンプ場は、近年では「天空のキャンプ場」として知られ人気を博しています。